【アラサー婚活】35人目:AIさん お見合い後お見送り(オーネット)

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オーネットにて、マッチングしたAIさん。
なんだか近未来的なお名前ですが、ロボットや人工知能ではありませんでした(笑)

お見合い後、お見送り(掲示板終了)とさせていただきました。

平日夜にお見合い

AIさんはリモートワーク中心とのことで、比較的地元に近い駅で待ち合わせをして近くの喫茶店へ行きました。

AIさんはお写真どおり、いや、お写真よりもはるかにお美しく、経歴や仕事への取組みかたが私の理想にとても近いかたでした。

結婚相談所では入会時に「お相手の希望条件」として、年齢や居住地や各スペックのオーダーを出しますが、この条件をすべて満たしていてかつ、言葉を選ばずに言ってしまうと、とってもカワイイのがAIさんでした。

お互いの価値観に大きなズレを感じず、雑談も盛り上がり、約1時間のお見合いを終えて解散しました。

これまでの流れでいえば、何の迷いもなく交際希望を出すべきお相手です。

人を好きになるとは、何か?

「思い描いていた理想」をほぼ全て持ったAIさんと出会い、婚活初期の自分だったらきっと「やっぱりデータマッチング最強!条件がピッタリ合う人が存在する!」と言って喜んでいたことでしょう。

しかし、お見合いを終えて、少々別の感情が心にモヤっと残りました。

こんな人が良い」と希望していた、希望通りの相手を目の前にしても、私の心はビビっと動きませんでした。

そして何よりも、AIさんを幸せにしたい、一緒に幸せになりたいという感情が全く沸いてきませんでした。

AIさんの言動に何かマイナスなポイントがあったとかは、全くありません。

仕事に真剣に打ち込むAIさんに、自分は何をしてあげられるだろう?と考えたときに、私は家庭内でお荷物になる未来しか想像できませんでした(笑)

これまでずっと希望していた「条件」とは、いったい何だったのだろう、頑張った先にゴールがあると信じて走ってきたはずだったのに…と、深い悩みを背負って帰宅しました。

人を好きになるとは、どんな感情であったのか…。

そもそも結婚相談所とは、好きになるとかトキめくとかの感情の部分を度外視して、条件をもとに合理的な相手を見つける場であるはずなのに、ビビっと来るだの来ないだの、そこで引っ掛かっていること自体が間違っているのではないか。

お見合いの回答は。

悩んだ結果、やはり結婚とは、好きな相手を幸せにしたい!という感情が、根幹にあるのではないかという結論に至り、お見合い後の回答は「お見送り」とさせていただきました。

※オーネットでは明確にお断りの意思表示(お話し掲示板終了)をしない限り、直接会って連絡先を交換しつつもフェードアウト(お見送り)ということがあり得るので、もしかするとAIさんからもお見送りの判定をされていたかもしれません。

傾向と対策

条件面パーフェクトのAIさんと出会うことで、ずっとかかえていた悩みがハッキリと見え、そして結論を出せたかもしれません。

※個人の特定を防止するため、この記事内の一部はフィクションです。