さて、まずはADさんというお相手について書きたいと思います。
このブログを初めから終わりまで隅々まで読んでくださったかたは、AさんからAIさんまで35名との婚活記録のなかに「いないひと」がいることにお気づきかもしれません。
それが、30人目にお会いしたADさん。
ほかならぬ、私と結婚相手となったかたです。
なお特定を防止するため、ADさんと出会った相談所(もしくはマッチングサービス)がどこであるのかは、伏せさせていただき、「お見合い」「ファーストコンタクト」「真剣交際」「休会」といった用語を、あえて統一せずに記載しています。
休日午後にお見合い
ADさんからお申込みをいただいて、すぐにOK回答をしてマッチングが成立。
お見合いの日時や場所もテンポよく決まりました。
待ち合わせは休日の午後に都内の某駅で、直近ではABさん・ACさんなどとお会いした地になります。
なんとなく同じ喫茶店へ3連続で行くのは気まずいのと、ちょっと婚活の「流れ」を変えたい気持ちがあったので、別の喫茶店を利用しました。
さて、店内ではお見合いでよく話す「お互いの仕事のこと」や「休日の過ごしかた」などを中心にポンポンと会話が進み、とても良い雰囲気で1時間超が経過。
お互い飲み物もなくなったので、そろそろ…ということで、駅まで一緒に歩いていって解散しました。
駅まで歩く間も雑談したり、そのときの歩くスピードなんかも心地よかったりして、この関係を深めていきたいなという純粋な想いとともに帰宅しました。
これがスムーズな仮交際というものか
ありがたいことに、ADさんからも好感をもたれていたようで、次に会う日時も翌週の休日にすんなりと決まりました。
婚活でお相手と話すときには、序盤では情報を出しすぎず、相手にも発言させるよう配慮して…などと、色々と考えながら…になるものですが、ADさんとはそんな理屈っぽいことは抜きに楽しくお話しできるのが印象的でした。
食事の後に、どちらからともなく「もう少し話していきましょうか?」などと言って終電近くまで一緒に過ごしたり、これまでになかった感情の動きを感じました。
満を持して真剣交際へ
仮交際を数週間ほど経たある日、ちょっと良い雰囲気のレストランへ行く約束をして、お互い「これは、この日に何かあるだろう…」と予想の付く流れができました。
「そもそも、告白ってどうやるんだっけ!?」と、一般的なお作法を調べるところからスタートして、当日の動きを色々と考えて当日に臨みました。
さて、当日はいざ告白するぞと思うと、緊張してなんだか食べものの味がよくわからないようなフワフワした感覚でのお食事になりました。
そして、食事後に満を持してADさんに自分の気持ちを伝えて、無事に真剣交際が成立。
Jさんの時のように、伝えた後のビミョウな間や、迷いといったものは一切ありませんでした。
ちなみにADさんは少し前から「今日(告白)来るんじゃないか!?」と期待していたそうで、もっと早いタイミングで告白しても何ら問題なかったようです(笑)
真剣交際とその後
真剣交際中は、相談所スタッフからのサポートは特に必要ないと考えていたので、すぐに休会手続きをしました。
その時点で他社サービスではお見合い日程調整中のかたが1名と、仮交際のかたが1名いましたが、それぞれお断りをさせていただき、退会の手続きをしました。
ADさんとの関係は、真剣交際に入ってからも何ら障壁はなく関係を深めていき、プロポーズをしたタイミングで相談所を退会しました。
※個人の特定を防止するため、この記事内の一部はフィクションです。