婚活を終えてからのなんやかんやに集中しているうちに、「婚活」が徐々に過去の想い出になりつつあります。
そんななかで、ふと婚活をしていた頃のことを振り返ったときに、印象に残っているひとと、記録を良く見返さないと思い出せないひとがいます。
この「印象に残る」「残らない」の違いは、はたしてどこにあるのでしょうか?
印象に残るひと(マイナス面)
人間というのはイヤしいもので、マイナス要素の経験って何かと記憶に残りやすいですよね。
私はとても恵まれていたのか、婚活中にお相手に対してマイナスの感情をもったことはほとんどありませんでした。マイナス要素を見つけるのがレアケースであるがゆえ「ほかの人にはないマイナス要素」は記憶に残りやすいともいえます…。。
さて、マイナス要素とはどんなものかといいますと…
・歩くのが速すぎてついていけない
・飲食代を1円も支払う気が無くおごられる前提
・マシンガントークで喫茶店に2時間拘束
・ファーストコンタクトに10分以上遅刻
と、いったものが代表例になります。
このブログを隅から隅までお読みいただいた 奇特な ありがたい読者のかたは「あぁ、あの人かな…」と察しがつくかもしれません。
歩く速さや、飲食代金の負担、会話の流れなどは、すべてを相手のせいにせず、会っていくなかで自ら意思を伝えていくなど、なんらかの解決策があるかもしれません。しかし遅刻は誰にも良い印象を与えませんので、気を付けたいものです。
印象に残るひと(プラス面)
先の項目に書いたとおり、なにかとマイナス要素のほうが記憶に残りやすい…ということで、プラス面で印象に残るには特大ホームラン級のなにかがないといけません。
パっと思いつくのは、喫茶店のお茶代をご馳走になったお礼に…とクッキーをいただいたという一件。

もうひとりは、2回目に会う場所を決める際に、お店の候補をいくつか送ったところ「〇〇が良いかな?と思うので、予約しておきますね!」とお返事をいただき、え!?手配してくれるの!?と驚き、嬉しかったという一件があります。
どうしてもデートをエスコートするのは男性の役目…という風習があるのはしかたなく、仮交際の序盤は男性がリードしていくことが大半であるなか、印象に残るエピソードでした。
その後、同じお店でそのかたを見かける…ということもあったのですが、印象に残ったひとといいつつ、当時はすぐに思い出せなかったりもしました。

印象に残るひと(序盤ほど集中して取り組んでいた?)
婚活を始めたばかりの頃は緊張感をもって取り組んでいた…ということなのか、序盤にお会いした方々のほうが印象に残っているような気がします。
特に、中盤で
・受けた「いいね」はほとんど受託
・お見合い後はほとんどOK回答で仮交際へ
という形で進めて婚活疲れを起こしていた頃は、短期間でノルマをこなすように多くの人に会ったため、記憶にも残りづらかったのだと思います。
そんな、印象に残る序盤に会ったかたのなかで、後になってゆっくりと考えてみると「真剣交際に進んだら、ゴールインまであり得たんじゃないかな?」と思う方々もいます。
“好き””ビビっときた”とか、”職業(収入)に憧れ”とか、”仮交際で〇回会って共有時間が長い”とか、そういう観点ではなく、人生の歩みかたが同じ方向をむいているような気がしたお相手です。
当時の記録には、あまりそういう視点が盛り込まれていませんが、そういえば〇〇と言っていたな~とか、記憶の片隅に残っていたりします。


もちろん、結婚して家庭生活を歩みだしたいま、過去を顧みる必要はありませんし、あの時こうしていればこんな人生だっただろう…というような後悔があるわけでもありません。
ただ、中盤以降の婚活において、ひとりひとりとの出逢いをもっと大切にできたらよかったな…という反省は残りました。
婚活でお見送りとなったときには、連絡先を削除するルールがあったり、そもそもお見合いの時点では結婚相談所のシステム上でしかやりとりできないので、後になって
「あの時は、雑な対応でゴメンネ」
と相手に直接伝えることは、二度とできません。
先の項目で書いたとおり、お相手からしてみるとマイナス面の記憶は残りやすいのです。
「そうそう、アイツ明らかに雑な対応だったんだよなァ」
と思わせないような、丁寧な婚活を心掛けたいものですね。