家に帰るまでが遠足…という言葉から転じて入籍するまでが婚活…という意見もあるようですが、
「たったひとりの結婚相手に出会うまでの、積極的な活動」
が婚活=結婚活動であると私は考えています。
すなわち、真剣交際が成立すると、新たな出会いを探すといった積極的な活動はしなくなるので、真剣交際を始めるところまでが「婚活」となり、真剣交際は「婚活」ではない…という考えかたです。
そんなわけで、真剣交際に入ってから初めの大イベントであるプロポーズのことを「アフター婚活その1」としてまとめました。
順調な真剣交際
真剣交際の期間中は相談所を休会していたので、特に担当スタッフとのやりとりなどもなく、婚活外の一般的な恋愛関係に近い形で関係を深めていきました。
一般的な…とはいっても、婚活での出会いということで、真剣交際に入って2ヵ月くらいで同棲の話(いつから?どこに住む?どんな家?)をするなど、スピード感をもって話を進めていきました。
そしてADさんとはとても感性が合う!…とはいっても、異なる人生を歩んできたふたりなので、共有する時間が長くなるにつれて「ここは違う考えなんだな」とわかることもありましたが、特に大きなズレやすれ違いはありませんでした。
いよいよプロポーズ
婚活というのは結婚を目的とした出会いなので、真剣交際を経て相談所を「成婚退会」することが相互に結婚の意思を固めた…ということになり、儀式としてのプロポーズというのは特にしないカップルも多いと聞きます。
私はけじめとして、プロポーズはちゃんとしたかったのと、ADさんからの「憧れのあの瞬間を経験したい」とのリクエストもあり、ある日ちょっとしたサプライズ企画を組んで、あらたまって結婚を申し込みました。
ADさんは「その日に言われる」とは思っていなかったそうで、驚き8割・嬉しさ2割といった様子でした(笑)
人に対して想いを直接伝える機会というのがなかなか無いので、ちょっと気恥ずかしさもあったりしますが、きちんとまっすぐに気持ちを伝えて良かったなと思っています。
プロポーズといったら「108本のバラの花束」が定番ですが、本物の生きているバラを108本も家に持ち帰ったら、日ごろから花を愛でていて花瓶がたくさんある…といった環境でないと、その後のお世話がチョット大変です。
そこでオススメなのが、生花に特殊な加工を施したプリザーブドフラワーの花束です。
生花と異なり長期間保存できるので、想い出を形に残しておきたいというかたにオススメです。
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さらに、プロポーズ向けに造られたアートフラワーというものもあり、雰囲気を盛り上げるデザインのものが販売されています。
婚約指輪
婚約指輪といえば、給料の3か月分をはたいてコッソリ買って、プロポーズの時に箱をパカッ…というイメージを持っていましたが、数十万円という高額商品を購入するからには気に入ってもらえるものを…と思い、プロポーズの後に一緒に買いにいきました。
30年近く生きてきて初めて知りましたが、ダイヤモンドには「4C」という基準があって、Carat(カラット=重さ)、Cut(カット=輝き)、Clarity(クラリティ=透明度)、Color(カラー)を表しているのだそうです。
どんなブランドのお店で、どのくらいの大きさ・質のダイヤモンドにするかによりますが、雑誌ゼクシィに掲載されていた情報にて平均値は約36万円、ボリューム層(中央値)は30~50万円前後となっていました。
ところで、給料の3か月分というといくらくらいになるのでしょうか?
2022年の統計を見ますと、30歳前後の男性(東京都)の平均年収は450万円ほどとのことです。
ボーナスが夏・冬の2回であわせて100万円として、月あたりにザックリ換算すると、手取りで20万円ほどになります。
つまり「給料の3か月分」というと60万円くらいになりますが、ゼクシィ情報からすると、婚約指輪に60万円まで出すと「かなり高級」ということになりそうです。
これは日本経済が豊かになった(給料が上がった)のか、貧しくなった(宝飾品にカネを出せなくなった)のか、どちらなのでしょうか。
予算の都合で指輪の購入が難しい場合や、彼女がアクセサリーにあまり興味がなく指輪を欲しがっていない…といった場合は、アートフラワーのバラで箱パカという方法もありますよ。