【婚活自己分析】人に対する「好き」の感情は3種類ある。

この記事は約4分で読めます。

本格的に(?)婚活をし始めてみて、人を好きになるとはナニモノであるかが少し見えてきたのでまとめておこうと思います。

「好き」を3つに整理

興味を持てるかどうか

「好き」の反対は「嫌い」ではなく「興味が無い」……といわれることもありますが、まず大事なのは相手に興味を持てるかどうかという点です。

全く違い過ぎる環境で生きていたり、方向性の違う趣味を持っていると興味を持ちにくくなり、検索や紹介で無意識に飛ばしてしまっていないでしょうか?

私はどちらかというとインドア派なので、趣味や好きなことの欄に「スノーボード」「キャンプ」「ゴルフ」といった文字が並んでいると「うーんアウトドアだなぁ、後でまた見よう」と思って、そのまま忘れてしまったりします。。

アラサーくらいの良いオトナになってくると、価値観や興味の方向性がある程度かたまってくるので、なんでもかんでも興味を持つというのは難しく、自分の興味に近い人にアプローチする傾向が強くなるのではないでしょうか。

私も、これまでに会った方は基本的に、プロフィール(書類選考)の時点で興味を持てる要素があった方々…ということになります。

尊敬できるかどうか

続いて、相手に対して尊敬できるというのも、好きという感情に近いでしょう。

どんなに可愛いかったり、カッコ良かったり、相手に興味を持っていても、相互に尊敬の念が無いと結婚にまで至るのは難しいように思います。

尊敬というと少々大げさな表現ですが、
「待たされてもイライラしなくて温厚だなぁ」
とか、
「メニューを見て決めるまでが早いなぁ」
とか。

ちょっとした
「自分に無い(足りない)」もしくは「他の人には無かった(足りなかった)」ものを持っていることに気が付いた…くらいの事が積み重なると、好きという気持ちになっていくのではないでしょうか。

序盤のお相手で尊敬していた…というと、Aさんです。

異性としてビビっと来るか

さて、結婚には恋愛感情、すなわち異性としてビビっと来るかは必要ないといわれています。

その理由は、一緒に暮らしていくと、3~4年もすると恋愛感情というのは慣れにより薄れていって、家族の愛情による関係性にシフトしていくので、初めに恋愛感情なんか無くても成婚退会して良いのデス!というものです。

しかし、本当にそうでしょうか?

これは大いに、婚活業界(結婚相談所)側に都合の良い理屈であると私は考えます。

「これまでの人生で全く恋愛経験というものがなく、人を好きになるっていう感情自体がよく分からない、お相手選びや関係の深めかたは仲人に任せたい」…という会員には、確かに上記の理屈が有効となるケースが多々あるでしょう。

他方で学生時代などにある程度の恋愛経験がある場合には、どうしても婚活相手と過去の交際相手の比較というものを避けては通れません。

その時にネックになるのが、この「異性としてビビっと来るか」なのではないでしょうか。

なかなか論理と合理性だけでは、結婚の判断に至るのは難しいと思います。

さらに問題となるのは、ここまでの「3つの好き」を満たしていない場合でも、お相手(女子)に愛嬌があってお見合いで話が弾んだりすると「異性としてビビっと来た」と誤認するケースがあることです。

愛嬌があって相手の話をうまく拾って盛り上げられるコというのは、どこの誰からも好かれるものなのですが…ついつい釣られてしまうものです。

序盤のお相手で初対面時にビビっと…というと、Bさんでしょうか。

婚活で必要になる「好き」の感情とは

興味を持てるかどうかは、自己紹介PR文や紹介書でだいたい事前に確認できるかと思います。

興味あるなーと思って会った相手とは話が弾みますし、趣味や好きなことに一切興味を持てなければ申込みをしないでしょう。

そのうえで、例えば「歴史好きって書いてあるので会ってみたら、相手は古代ローマ時代の専門!!幕末明治維新について語り合いたかったのに、ローマは無いわー興味ないわー」…などというケースは、非常に稀かと思います(笑)

したがって、婚活で必要となる「好き」の感情は、

「尊敬」:「ビビっと」=99:1

相手のことを尊敬できて、ほんの少しの惚れこむ要素があれば、成婚に向けて走っていけることでしょう。