結婚相談所は駆け込み寺ではない

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ここまで約9カ月の間に25名のかたと出会い、いよいよ次は26人目「Zさん」と、アルファベットがひとめぐりしそうです。

今回はこの「一巡」の婚活を通じて感じた「結婚相談所は駆け込み寺ではない」というテーマで書いてみたいと思います。

入会前の印象は「駆け込み寺」

自分自身が婚活をやってみるまで「結婚相談所」というものに対して「自力ではどうにも結婚が難しいので、対価を支払って助けてもらう所」という印象を持っていました。

また、1970年代から恋愛結婚がお見合い結婚を上回るようになったそうなので、現代の身の周りはもちろん、親世代(1980年代に結婚)でも恋愛結婚のほうが多いため、結婚相談所で出会ったというのは、少々気後れする印象がありました。

さらにデータマッチング型の結婚相談所においては、相手候補者の収入やライフスタイルを細かく指定して検索・選別できることから、どこか人生の伴侶である「人」を探しているのでなく、契約上の配偶者という「機能」を探しているような気がして、すこし寂しくも感じていました。

入ってみたら「ふつうの人」がたくさんいた

恋愛に前向きな気持ちを持っていて、条件先行で選別することに寂しさを感じる…そんな「ふつうの人」と関係を深められたらイイナと思いつつ、複数の結婚相談所で活動したところ、思っていた以上に「ふつうの人」ばかりでした。

恋愛のときめきは不要で、結婚相手(夫)は稼いでくれさえすればそれで…といったドライなかたは、これまで私が出会ったなかには居なかったように思います。

ネットで結婚相談所での活動レポを見ると「(色々な意味で)ふつうの人がいない」というのがストレスになるようなのですが、私はあまりその点で困ることはありませんでした。

何を「相談」するのかを明確に

冒頭で書いたように、結婚相談所は「自力ではどうにも結婚が難しいので、対価を支払って助けてもらう所」であることは、程度の差はあれ事実です。

そして婚活の第1歩は、理想の異性を言語化することでも、今後の人生プランを紙に書くことでもなく、いま現在自力ではどうにも結婚が難しいのは何故なのかを正確に認識することではないかと思います。

その結婚を難しくしている原因を、これから入ろうとしている・もしくは現在所属している結婚相談所が、解決できるでしょうか?

例えば、
男性 30歳 身長180㎝ 年収130万 実家暮らし
という人が、自力での結婚が難しく悩んでいたとします。

この人が結婚相談所に入会することで、何か解決するでしょうか?
(婚活以前の問題であるでしょう。)

続いて、
男性 30歳 身長159㎝ 年収600万 一人暮らし
という人が、恋活アプリをやってもマッチングしない…といった場合はどうでしょうか?

この場合は、ネックになっているのは身長で、結婚相談所に入会すれば身長が伸びる…ということは無いものの、結婚相手に身長は求めないという女性もたくさんいるので、「そういう(身長以外を重視してもらえる)需要はありませんか」と「相談」するのはアリではないかと思います。


価値観を大切にしたいあなたへ

「結婚相談所」というと、職業や収入など「スペック」をもとに選んだ相手と出会う…というイメージがありますよね。

なかなか婚活から「スペック」の部分を切り離すことはできませんが、最終的に結婚相手を選ぶにあたり重要なのは「価値観」ではないでしょうか?

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