今回は、およそ1年の婚活において出会った女性それぞれに対して「どれくらいの時間を共有したか」を分析していきます。
共有した時間は、例えばお見合い(ファーストコンタクト)でお茶しただけで「お見送り」となった場合は1時間程度、その後の仮交際で1回食事に行けば合計で「3~5時間」といった感じになります。
いずれも準備や移動の時間などは含まず、純粋にお相手と会って共有した時間のカウントになります。
2時間以内:19名
お見合い(ファーストコンタクト)の標準的な長さは、結婚相談所やマッチングサービスによって30分とも60分とも言われていますが、私は60分くらいがふつうかな?と思っています。
ということで、共有時間が「2時間以内」の19名のかたは、お見合い(ファーストコンタクト)の1回だけで関係が終わってしまったかた…ということになります。
結婚相談所の多くからは「1回会っただけで、お相手のことを深くは知れないでしょうし、迷ったら仮交際希望で回答を」とアドバイスされますし、実際に1時間程度話しただけで結婚相手としてアリ・ナシを判断するのは難しいと感じるかもしれません。
しかし、お互いが「婚活の現場に臨むんだ!」という意識で、必要な情報開示をしていれば、少なくとも「ナシ」の判断は可能だろうだと私は考えています。
2時間~9時間未満:12名
仮交際に進んで2回、3回とお会いしたかたとは、このくらいの共有時間になってきます。
お見合い(ファーストコンタクト)の時には「良いかな」もしくは「ナシではない」と思ったものの、1週間か2週間後に仮交際デートでもう一度会ってみると
「あれ、こんな感じだっけ…?」
となって、話題が意外と尽きてしまう…というのは、婚活あるあるではないでしょうか。
ところで、私が婚活をしていた頃は、新型コロナウイルス感染症という、100年に1度と言われる世界的大流行(パンデミック)が発生していた時期と重なり、
・飲食店でアルコールの提供が規制される
・食事の時のみマスクを外し、会話の際はマスクをつける
・特定の都道府県においてのみ飲食店の営業時間が規制される
・商店へ同居家族以外の「グループ」で行くのは自粛
…といった、各種規制が実施されていました。
そのため、仮交際デートの序盤で食事に行くとなると、
・ランチ(1時間滞在)+周辺の散歩程度
・ディナー(20時か21時に閉店)
と、いずれも2時間くらいしか一緒に過ごすのが難しい…ということが多々ありました。
コロナ関係の規制がなくなった今だったら、1回あたりのデート時間がもっと長くなっていただろうと思います。
9時間以上:4名
こちらは仮交際に進んで、食事以外のアクティビティもご一緒し、共有した時間が9時間以上となった方々です。
ひらたく言うと、私が「良いな」と思っていた方々になります。
さて、何度か話してみて相性が合うな!と思っても、何度も食事へ行くと徐々に話題が枯渇してくるので、何かを一緒に体験してそれについて話す…という形を目指します。
結婚相談所からも、お見合い→食事で相手のことが分かってきたら、半日くらい一緒に過ごしてみて行動の相性をみていきましょう、といったアドバイスがなされます。
具体的には、映画館・水族館・美術館・展覧会・動物園・遊園地・観光スポットなどへ出掛ける&ランチまたはディナーといった感じです。
このなかで展覧会というのは、中学高校時代の課題などを除いて行ったことがなく、私には内容が少々難解ではありましたが大人のデート感があって楽しい体験でした。
まとめ
実際に会ってお話しした35名のうち19名(54%)が「ファーストコンタクトでお見送り」で、仮交際の食事1~2回で終了の12名を加えると31名(88%)というのは、数字を見ると多いような気がしますが、プロフィールだけでは分からないこともたくさんあるので、こんなもんかなぁと思います。
婚活外の出会いにおいても、2人きりで会ってみたらちょっと違った…なんてことは、きっと良くあることでしょう。
ところで、婚活でお相手と過ごした時間をすべて合計すると、およそ1年間で126時間となりました。
この1年間には、結婚相談所の説明を聞きに行くだけでお見合いも仮交際もなかった…といった「停滞」していた月というのも半分くらいあったように思うので、アクティブ期間といえるであろう6ヵ月=26週間で割ると、
126÷26=4.8時間/週
となります。
これは「毎週1回は半日程度を誰かと一緒に過ごしていた」ことに相当するペースなので、けっこう「詰め込んで」婚活したほうなのかな?と自己評価しています。