前回の婚活総括その3では、約1年間の婚活で業者(アプリや結婚相談所)に支払った費用を分析しましたが、今回はお見合い・デート費用についてまとめました。
お見合いのお茶代
私がお見合い・ファーストコンタクトの際に利用したのは、椿屋珈琲・星乃珈琲店・ルノアールなどの喫茶店が多く、これらの店は比較的「ゆったりと」座れて、コーヒー1杯が500~1000円という価格帯です。
婚活界においては、男性と女性の収入機会の格差が大きかった時代の名残りなのか、お見合いのときの「お茶代」は男性が全額支払いましょう…という文化になっています。
そんなこともあり、お見合い1回あたり、2名分の1000~2000円程度を男性が負担する形になりまして、対面でお会いした35名とのお茶代の総額は5万円ほどでした。
※ちなみに、35名のうち6名からはワリカンにしたい…とのお申し出がありました。
なお、大手の結婚相談所では、お見合いはそこらの喫茶店なんかではなく、有名ホテルのロビーラウンジを利用するのが暗黙のルール…という場合もあり、その場合はコーヒー1杯が1500~3000円という価格帯になるため、お見合いの費用はもっと高額になります。
仮交際デート費用
お見合い・ファーストコンタクトにてお互いに「OK」回答をすると、次は「仮交際」という形で何度かお会いすることになります。
※結婚相談所によっては、「OK・NG」の回答を経ずに本人たちの意思で自由にやりとりできたり、「仮交際」ではなく単に「交際」と呼ぶ場合もあります。
この「仮交際」に進んだのは、35名のうち16名で、デート回数の合計は30回でした。
おひとりあたり、2回程度の「仮交際デート」をした形になります。
仮交際中は「デート」といっても、一般的なデートと呼べるような「恋人同士が1日一緒に過ごすようなもの」ではなく、1~2回目は食事に行く程度で、3回目くらいからは映画館や買い物といったアクティビティも含むようになります。
食事の価格帯としては、ディナー2名分で7000~8000円くらいのお店を利用することが多く、30回のデート費用は約19万円でした。
お見合いのお茶代とは異なり、仮交際をした16名のうち15名から、食事代ワリカンのお申し出をいただいたので、1回あたり約6300円と、そこまで高額にはなりませんでした。
なお、新型コロナウイルス感染症対策のため酒類の提供時間帯が限定されていた時期もあり、その時の仮交際デートにはランチ+散歩…といった、大変リーズナブルなケースもありました。
まとめ
今回は、婚活中のお見合い・仮交際デート費用をまとめました。
・お見合い
35回 約5万円
・仮交際デート
30回 約19万円
お見合いと仮交際デートの飲食・交遊費の合計は約24万円でした。
さて、婚活業者に支払った総額は、マッチングアプリを含めると約60万円でした。
これに比べると、飲食・交遊費の約24万円というのは、そこまで高額でないように感じます。
私が婚活をしていた期間は約1年間だったので、1か月あたり2万円程度です。
さらに婚活をしていると、友人と飲み歩くようなことは自然と減ってくるので、婚活の飲食代出費がキツいなぁ…と感じたことはありませんでした。
さらに、業者にウン十万も支払っていることを考えたら、毎回のデートの費用(数千円)をおごるかワリカンにするか…などというのは、とても小さな問題であったといえます。